このサイトは 「グランハウス」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
ダークトーンを上手に取り入れることで、落ち着きと品を持たせた住まい。格子などの和の趣向も光る空間は、どこか荘厳なムードも漂います。
設計事務所「グランハウス」さん監修のもと、「設計士と家を建てる」楽しさや流れをご紹介するサイト「BEST ONE HOME」が、この家のこだわりを取材しました。
①標準の仕様のランクが高かった点。窓、機密性、換気システムetc.…
②設計士の方と何度でも打ち合わせできる点。他の工務店では打ち合わせの回数が決められており、ハウスメーカーでは営業の方としか打ち合わせが出来ないなど、一生に一度の買い物で後悔はしたくなかったので、魅力に感じました。
③縦長で変形地の中、ファーストプランで作って頂いた設計が期待以上だった点。かなり要望は伝えたのですが、殆ど反映してくれていた。
④保育士さんがいて子連れでも打ち合わせがしやすかった点。
もともと設計事務所を見て回られていたご夫婦でしたので、こだわりもやりたいことも明確だった記憶があります。
ご夫婦ともに服装や身に着けているものもおしゃれで、これは並大抵の提案では満足いただけないと感じた思い出があります。
自分たちの意見を反映してくれてマイホームが徐々に形になっていった時は感動しました。
また初心者の私たちに様々な提案やアイディアをいただき形になった時は嬉しかったですし、お願いして良かったなと感じました。
皆さんマイホームブルーとかよく言われますけど我が家は一度もなく、打ち合わせが終わって家に帰ってから夫婦でここはこうしたらどうかな?など夜遅くまで話し合っていたのもいい思い出です。
その度に変更やわがままを聞いてくれたグランハウスの皆さんには感謝しています。
夫婦二人とも医療職をしているのですが、患者様で年を取ると2階に上がれなくなる方が多いので、建てるなら平屋が良いよねって話を夫婦でよくしていました。
平屋にするにはそれなりの土地がいるから難しいかなと考えていた中で、たまたま広い土地に巡り会えたので、念願の平屋を建てることが出来ました。
あと小さな子どもとワンちゃんがいるので、危険が少ない点や掃除がしやすい点も平屋を建てたいと思ったきっかけでした。
コンセプトは、落ち着きと上品さを兼ね備えた空間・デザインです。
ご夫婦ともに「明るくて大きなリビング」よりも「程よく落ち着く明るさ」のほうが合うなと思ったので、明るいところと落ち着く空間を分けるよう工夫しました。
特にリビングは明るくなり過ぎないよう、北側の安定した光を取り入れるよう窓配置しています。
また、「アンティークの建具を使いたい」とのご要望からその時代感も上手く合わせられるように建具上に欄間を設けたり、キッチン上部やキッチンバックに格子をデザインしたりして、上手く時代がなじむような設計をご提案しました。
変な言い方ですけど、夫婦二人とも「The家」みたいな家には住みたくないと話していました。
またインドアなのでずっと家にいても落ち着くような家を造りたいと思っていました。
ホテルや旅館は明るすぎず、適度に間接照明を配置して落ち着く空間作りをしているため、高級ホテルや旅館をイメージして、明るすぎない家・落ち着く家を目標に、インスタや雑誌でひたすらイメージに合う写真や切り抜きを用意して、家ノートを作りました。
シンプルな外観の中にもこだわりがみえる外観にしたいとの要望でしたので、グレーのぬりかべをメインとしてシンプルさを強調しながらも、玄関回りは黒で門型に縁どったデザインを入れえることでアクセントを追加。
また、屋根の高さの㎝単位で差をつけることにより、「シンプルかつこだわり」が垣間見えるデザインにしました。
初めは内装にお金をかけて、外観はガルバリウムでいいかなと夫婦で話していたのですが、後悔しない家づくりのためにある程度はこだわろうと夫婦で話し合いました。
外観はインスタなどを参考にし、塗壁と木材を使用したいと考えて、今の外観に近いイメージでグランハウスさんとお話させていただきました。
木材に関しては「準防火地域なので難しいですか?」とグランハウスさんに相談したところ「防火用の木材もありますよ」と提案していただきました。
また最初のプランより軒下を伸ばして自転車を停められるようにし、屋根の勾配なども綺麗な形になるようにグランハウスさんに相談しました。
間口に対して奥行きがものすごく長いお土地で、光を取り入れるのにものすごく気をつかいました。
しかも南側にはアパート、両隣には住宅が立ち並ぶ条件だったので、あえて南側を子ども部屋としてリビング空間のプライベートを守りました。
また隣に立つ家の隙間をみつけて、そこを中庭とすることでリビングキッチンにも十分な採光を確保することができました。
キッチン周りはとくに気に入っています。
真っ黒なキッチンが映えるよう、キッチン後ろの収納も造作でご提案。天板はキッチンに合わせて黒を選択し、その黒が目立つように周りは明るいトーンの木で合わせました。
上部の格子は、照明器具が目立たないよう計算した高さで設定して、格子がきれいに見えるデザインに仕上げました。
リビングに入って真っ先にキッチンが見えるので、遊びに来られた方にも自慢できるキッチンスペースになったと思います。
キッチンハウスのフェニックスと言った真っ黒のアイランドキッチンがあるのですが、夫婦ともに一目惚れをしたのがきっかけでした。
しかしお値段的に難しいので、タカラスタンダードのオフェリアをフェニックスに寄せてカスタムさせていただき、黒いキッチンが完成。黒いキッチンを中心に内装などを考えました。
また生活感をなくすためにエアコンやゴミ箱など家電を隠したい事や、インスタで真似したいポイントなどをグランハウスさんに相談しました。
モルタルなどの無機質な材料をミックスしたり、家に合う和室の障子のリユース品を探したりと工夫しました。
パパ:中庭。ハンモックに揺られて昼寝をしたり、自分達の両親や友達を呼んだりしてBBQが出来る多目的空間のため。
ママ:キッチン。あまりないオールブラックのキッチンの外観も気に入っていますが、中庭、リビング、ダイニングにいる家族みんなを見渡しながらご飯を作っている時に幸せを感じます。
子ども:寝室。寝室にプロジェクターを置き、寝る前や週末にシアタールームとして映画やアニメが観られるので、お気に入りです。
導線に関しては水回りが固まっているという平屋の特色もあり、家事における移動が少なく使いやすいです。
また玄関から洗面所が近く、すぐに手を洗ったりうがいをしたりなどコロナ禍でも使いやすいと感じています。
玄関も広く土間収納もあるので、家がごちゃごちゃになりにくいです。お庭が3つあるのでワンちゃんがドッグランとして遊べています。
洗面収納が多く子どもがひとりで着替えを出したりできます。
家づくりは、こだわりを抱えていても、予算や意思の疎通などの課題によって、こだわりを100パーセント実現できた!といえるゴールを迎えられることはまれです。
設計士と家を建てることで、その100パーセントに近づいたり、むしろ超えられることがわかる、とても素敵な事例。
直接打ち合わせすることで、お施主様だけではなく、設計士も家へのイメージを増幅できるのですね。
【監修】
事例・取材協力
監修や施工事例、取材の協力は、岐阜と愛知で設計士とつくるデザイナーズ住宅を展開する「グランハウス」様。
抱えていたマイホームへの夢、溜めていたピンタレストの理想の家写真…。そんな、想いや夢を、一緒に実現してくれる会社。
コスパがいい家を、設計士と二人三脚でつくることが可能です。