このサイトは 「グランハウス」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
木の中でも樹種によって雰囲気が全く違うことになります。和モダンな木の家の場合はすごくとくに木の素材感、本物の上質感がとても大切になるので、樹種や木目、寸法にも細かくこだわって設計しました。 外部にも天然木を使っていますが、やはり木部は劣化が早いため、軒の天井や屋根の下など、できる限り劣化しにくい場所に設計してあげることもきれいに保つコツだと思っています。
和の要素が入った外観や内装。自然素材にこだわられた家づくりでした。
ログハウスのように、外観にも室内にもふんだんに木材を使いました。ポイントは、ログハウスのような重心の重たさをいかになくせるか。例えば、室内の天井仕上げ材はラワン材を使うことで、梁が目立つように仕掛けています。
リビングの勾配天井のレッドシダと、外の軒天のレッドシダが木のたっぷり感を出していて好きです。
外観は軒や壁の一部にレッドシダーを用いることで特徴的な外観になっているけど、ベージュの塗り壁なのでどこか優しさを感じられます。内装は床、造作家具にふんだんに木を取り入れることで木のあたたかみを感じられる空間になっているなと思います。
外壁のたっぷり木を使ったのがかっこいい!
あれだけ立派な木を多様するとボテッとなってしまい、少しどんくさいイメージになりがちですが、周りに使用する材料や空間のゆとりなどでうまくカバーしているなと感じます。
要所に取り入れられた木の素材と外壁や室内窓に使われた金属とのバランス
天井木張りを利用して、横に並ぶ部屋まで天井をつなげているところ。濃い色合いの天井が繋がることで、奥行きを演出してあり、とてもキレイだと思います。
お客様から【木の家がつくりたい】と要望を受けた際に、設計で気を付けているところ、工夫しているところ、木の家になるためのマイルールなどはありますか?
デザイン面では、木の中でもどんな雰囲気の空間がお好きかというのを細かくヒアリングしてからご提案します。単に木を使えばいいわけではなく、使う樹種で全く違ったテイストになってしまうので、樹種や木目には気を遣っています。 あとはメンテナンス性です。やはり木にはメンテナンスがつきもの。デメリットをわかった上で可愛がってあげれるかとうかが重要です。かっこいいですしかわいいですが、いいことばかりではないので、そういうデメリットも理解した上で使っていただけるよう心がけています。
木の種類によって雰囲気が変わるので、そこの統一多感を出すこと。(同じ材種を使う)
扉や壁などはできるだけシンプルにして、木がしっかり映えるようにします。
木の割合にはかなり意識しています。単純に木をたくさん使いましょう。となりがちですが、そういった場合は大抵ボテッと感がでてしまい、あまりスッキリみえません。全体の色合いを考慮しながら、木材量を考えてデザインします。
外観は軒天や外壁の一部に本物の木を入れます。内装は、床は無垢、一部天井に木を貼ったり、梁見せ、化粧柱を用いながら木質感を出していきます。建具にもこだわりたいです。木調にしたり、造作で作ったりするとより木のあたたかみを感じられる空間になるのかなと思います。
使う木の種類や場所を考えること。
【監修】
事例・取材協力
監修や施工事例、取材の協力は、岐阜と愛知で設計士とつくるデザイナーズ住宅を展開する「グランハウス」様。
抱えていたマイホームへの夢、溜めていたピンタレストの理想の家写真…。そんな、想いや夢を、一緒に実現してくれる会社。
コスパがいい家を、設計士と二人三脚でつくることが可能です。