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設計士に依頼し、家を建てるというと「費用が高くなりそうだ」「敷居が高い」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。しかし、設計士との家づくりは必ずしも費用が高くなるわけではなく、まして敷居が高いものでもありません。
ここでは、設計士が家を建てるメリット、デメリットについて、自由度やデザイン・品質・保証・コストなどのポイントごとに解説します。
設計士と建築士の最も大きな違いは、資格の有無です。設計士という資格はなく、誰もが設計士を名乗ることができる一方、建築士は国家資格で、建築士試験の合格者だけが建築士を名乗ることができます。
設計士には明確な定義がなく、建築業界に限らず、工業製品や生活雑貨など幅広い分野で用いられている用語です。設計士は設計やその補助業務を行うのがおもな仕事で、例えばメーカーの設計部署で設計業務に携わっていれば、設計士ということになります。
国家資格である建築士は、建築物の設計・工事監理などに従事可能であることが建築士法で定められており、「一級建築士」「二級建築士」「木造建築士」の3種類があります。それぞれ、取り扱いできる建築物が決まっており、一級建築士は全ての建築物の取り扱いが可能です。
建築士の仕事内容は、法律にもとづいて、さまざまな建築物の設計や工事・施工の管理をすることです。建築業界における設計士は、建築士の補助業務がおもな仕事内容です。
ただし、建築設計に必要とされる創造性や空間認識能力、コミュニケーション能力に秀でていれば、建築士の監督のもと、大きなプロジェクトを任される場合もあります。
建築士にはゼロからモノやデザインを生み出す創造性や空間認識能力、コミュニケーション能力に加え、部下や外注先、工事・施工の管理能力も要求されます。
設計士に依頼する家づくりでは、自由度が高く、幅広いデザインや仕様に対応できます。ハウスメーカーで家を建てる場合は、自由設計といってもデザインや仕様にはある程度、制限があります。
デザインや仕様を制限することで、設計期間や工期の短縮を図り、必要な材料を統一して、大量に安く仕入れることでコストを下げているためです。よって、この規格から外れるデザインや仕様には対応してもらえなかったり、オプションでの追加費用が発生したりします。
設計士に依頼する場合は、このような制限はなく、自由な家づくりが可能です。デザインや仕様に関する要望は建築設計上、可能であれば、基本的にすべて受け入れてもらえます。
難しいと思われる要望も、叶える方法を考えてくれます。このため変形地や狭小地に家を建てたり、ライフスタイルにあった、こだわりの家を建てたりできるのです。
設計士に依頼する家づくりでは、コミュニケーションや打ち合わせさえしっかり行えば、基本的に満足のいく品質の家が建てられます。設計士が家を設計する場合は、設計段階で構造や室内環境のチェックや評価、光熱費のシミュレーションなどを実施。
同じ建物が他にないので、設計段階で家の性能に関する綿密なチェック・評価・シミュレーションが行われるのです。
また、設計士に依頼して家を建てる場合は、設計監理者が必ず設計・施工を監理しています。設計監理者と施工者は別々の立場なので、利害関係や主従関係にとらわれず、厳密な監理が可能となり、手抜き工事や欠陥工事は起こりにくいという特徴があります。
このように設計士に依頼する家づくりでは、高品質の家を建てることが可能です。
設計士に依頼する家づくりでもハウスメーカーや工務店と同様の保障が受けられます。加えて、同じ建物が他にない独自の仕様となっていることから、メンテナンスやアフターフォローは手厚い保障を設けている場合がほとんどです。
万が一のトラブル時はすぐに対応してくれたり、長期にわたる無償の定期点検などが受けられたりするサービスがあります。
設計士に依頼する家づくりは、ライフスタイルや独自のこだわりなど、さまざまなことを相談できます。要望が具体的な形になっていなくても、それらを実現するような仕様やデザインなどを提案してくれるのです。
また、細部にわたって施主の要望を反映した家づくりが行われるため、動線や間取りも満足できるものに仕上がります。さらに、現状の要望だけでなく子どもが大きくなったときの立て替えやリフォーム・リノベーションを見据えた家づくりの相談も可能です。
設計士に依頼する家づくりでは、ハウスメーカーと比較して割高なのかというと、必ずしもそうとは言えません。
設計士が所属する設計事務所・建築事務所では、ハウスメーカーのようにモデルハウスが各地にあるわけではなく、宣伝広告費は必要最小限におさえて経費を削減しています。事務所によっては、営業担当がいない場合もあり、ここでも人件費をカットしています。
こうして宣伝広告費や営業経費をおさえることで、自由度の高い家づくりをしてもリーズナブルな価格で家が建てられるよう、工夫していることが多いので、ハウスメーカーと比較して必ずしも割高ではありません。
ただし、自由度の高い家づくりをするうえでは、打ち合わせを綿密に行い、要望に応じて何度も図面を描くなど、設計における作業量が多くなります。よって、作業量に応じて設計料が高くなることはあります。
また、設計士に依頼する家づくりでは、仕様やデザインに制約がないからといって、要望を詰め込みすぎないよう注意が必要です。要望を詰め込みすぎると費用がかさみ、工期も長くなってしまいます。
さらに、大手ハウスメーカーと全く同じものを使用し、同じものを造るのであれば、大量仕入れで材料費を削減できる大手ハウスメーカーの方が安くなることはあります。
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設計士が建てる家は、高品質で保障も手厚く、自由にデザインや仕様を決められます。コストはデザインや仕様によりますが、ハウスメーカーと比較しても、決して割高ではありません。
また、敷居が高いということもなく、逆に家やライフスタイルへのこだわりなど、家づくりにおいて細かなことまで相談できるメリットもあります。子どもの独立など将来を見据えた家づくりも可能です。
細部にわたって施主の要望を反映した家づくりが行われるため、動線や間取りも満足できるものに仕上がります。こだわりの家が建てたい場合は、設計士が建てる家を検討してみてはいかがでしょうか。